海原天満社祭典
平成15年5月2日、宵宮

全48枚です。左上の画像から当日の時系列順になっています。(ファイル容量の関係で解像度をかなり落としています。)


  仕事から急行、祭りモードでの第一発目の「仲若」の写真です。ピカピカの龍は最高。   ここの力士(力神)は、他とかなり趣を異にしています。浅いレリーフ状で、人間の容姿をし  ております。手に持っているのは短剣かな。   前面、力士下の欄間彫刻です。二重欄間で、下の金箔がよく効いてますね。
  町内回り中のワンシーンです。とにかく止まって飲む回数が多いのが海原の祭りの特徴   の一つでしょう。柱を10〜15センチ上げ、背が高くなったのがよく分かりますね。   大屋根右側の彫刻。いやー最高!ピッカピカ。ここの柱の特徴は黒漆ではなく、焦茶色の  漆を使っている点です。珍しいです。   こちらは大屋根左側。牡丹と虎かな。切れてますが下は鷹でしょう。
  人形3体。「上の幕絞りは中央一箇所だけが基本だ!三箇所はおかしい!」とわたしに力  説していた仲若後見の方がいました。確かに見えにくい所を覗き込むのが、情緒があるん  です。   大屋根後ろの欄間の虎。こちらは結構でかいです。残念なことに七夕の笹でほとんど見   えませんでしたが、、、   正面向かって左、「吽」形の守護唐獅子です。彩色できれいになりました。しかしこれが本  来の色だったののかは不明です。昨年まではスプレー金でしたから、、、
  正面右、「阿」形の守護唐獅子。左下のは邪気?でしょうか?   「下若」の龍。パステル調な色が独特です。   野坂神社の祭典と同じく、明治二目川神楽保存会の皆様です。ご苦労さまです。
  「上若」の龍です。ここはどちらも腹鱗が赤なのが独特です。   「上若」の力士(力神)です。わりと優しい顔立ちをしています。   「上若」の左側の画像。ここの大屋根は他と大きく違い、方形をしています。珍しい山車で  す。
  「仲若」発輿祭後の、境内での餅まきの様子。新調の山車は誇らしげです。   「新若」の前景画像。まだまだ龍等ピカピカです。   「力士(力神)です。特徴として王冠をかぶり、左手に看板を持っています。「敬神」かな?
  「新町」大屋根左側の素晴らしい組み木細工。これは本当に組んでいるのです。大屋根   が落ちた時にしっかりバラバラになったのを目撃しましたから。   「大屋根左側上部の画像。獲物の音に鷹がまさに振り返った様子がよく現われています  。   「新若、中屋根下左側の欄間です。上下二段欄間の彫り物はとても厚みがあり、立体的  です。
  大屋根背面の画像。金の虎が滝に向かって吼えているところです。   大屋根右側の彫刻。組み木がこれでもか!というくらいに迫って見えます。鶴も効果的。   海原の祭典のいいところは、各若連のほとんどの役付が神事の間中神殿の前に集合し、  立っているということです。すごい。


  本殿入口上部の菅原公の家紋「梅」です。中の梅は我が家と同じ家紋です。   四人形山車の遠景。   海原地区なのに、なんで、わざわざ「三佐海原」なんて表記しているのでしょうか?
  下の赤落款に目が止まりました。この字はどうみても「臼杵●町」と読めますが。   同じく反対側の幟の落款。この字はどう見ても「岡●●●」と読めます。藩がまったく違う   のにどうして臼杵藩と岡藩が連記されているのでしょうか?なぞです。   「上若」の御立ちです。ここの祭りは境内に人形山車が入ってくるのがなんかすごいです。
  神輿と出町のお供山車との御立ちの練り合いです。この出方も野坂神社のそれと反対で  す。   ここの獅子はがんばっていて、危険をかえりみず、常に神輿の露払いをしています。すご  いです。   夕暮れどき、各山車の提灯に明かりが燈され始めるころがわたしは好きです。
  「仲若」です。彩色したのでやはりいい感じに光っています。   「下若」です。はい。   「新若」です。ここの輝きは衰えませんね。四方の小屋根押さえの波頭のでかいこと!
  知人のM氏です。たしか消防の儀式でこんなのがありましたね。落ちないように!   もうすごいです、ここの山車は。意味もなく泣けてきそうです。この提灯の数、半端じゃー   ないです。   各山車、小休止といったところでしょうか。
  「上若」の前景です。   同じく「上若」です。小練りでしょうか。   「出若」の斜め前景です。当たり前ですが、太鼓の渡り拍子が三佐のそれと少し違います  。
  「仲若」人形。これって色付の蛍光灯らしく、手に入れるのに苦労したそうです。右のピン   クが効果的です。   「下若」です。大屋根が紙張りでないため、光の透過度がほとんどなく、暗く見えてしまう   のが、残念です、いい山車だけに。   やはりでかい!以上。
  「龍神社」での練りです。ここの御着きの仕方も、野坂のそれと反対です。何故でしょう?   やってくれますねー。いいですねー。神輿の提灯の意味は?   神輿最上部の鳳凰は中々品がよいです。動きが激しくブレていますが。

*今年は仲組の山車を新調(彩色、舞台の拡幅、車輪整備等)しましたので、全く飲まずにカメラに専念しました。(ウソです、実は今年もかなり飲んでしまいました。カメラ割らないでよかったー!)