シリーズ・インフィニット・ワーズの詩(62)

感謝

〜五井先生に捧ぐ〜

               西園寺昌美


私は、幸いにも人を責め裁く心を持ち合わせてはいない
私は、責めること、裁くこと、批判すること、そして高慢が大嫌いである
常に五井先生の大御心に沿って
五井先生の自然体に倣って生きることを念じつつ
今日に至っている

五井先生は日常茶飯事のすべてのすべてが
祈りそのものであった
五井先生は他を一切責め裁かず
批判せず、また、評価も下さなかった

五井先生は、他の誰よりも
一番感謝の心を実行しておられた
幼き子供にも、年老いた人々に対しても
苦悩や悲しみを一身に背負っておられる人々や
病気や貧困に追いつめられている人々に対しても
皆、平等に接し、平等に感謝を捧げていらした

五井先生の前においては
いかなるバックグラウンドも一切通用しない
いかなる大きな会社の社長であれ
有名な大学の教授であれ
大金持ちであれ
有名人であれ
そこに一切の差別はない
皆、同じ人間として扱われる

先生は決して人に媚びたりはなさらない
威風堂々、権威あるお方でいらした
東洋哲学の故・安岡正篤先生は
五井先生を「風韻あるお人」と称えられた

真に五井先生は風韻あるお方
聖なるお方にして、雅やか、気高く
清らかで、風通しがよい
その上、無邪気で天真爛漫、赤児のようでもある
私はいつも五井先生に憧れていた
先生は、誰よりも人一倍ユーモアに富み
多くの重荷を抱えた人々の心にも
常に笑いを与えていらした

その五井先生が、誰よりも謙虚に
手を合わせて感謝でご挨拶しておられる姿を拝すると
実に尊く、勿体ない気持ちで一杯になったものだ

先生はいかなる人々をも
決して外見で捉えてはおられない
常にその人の内に神を見ておられたのである

人は皆、神なのである
五井先生は神界から
常に我々を見守り、導いておられる
我々は少しでも五井先生の愛に応えるために
今日も世界平和の祈りを祈り
印を組み、マンダラを描きつづける

五井先生!!
見ていてください
必ず世界平和を成就させます