シリーズ・インフィニット・ワーズの詩(57)
七月四日 地球大浄化を果たせし、尊き人々に感謝を捧ぐ
西園寺昌美
今や、地球上のみならず、地球圏外の霊的大気に至るまで
侵しつづけている地球大カルマ
決して衰えることなく
人類が次々と生み出してゆく暗黒カルマ
消しても消しても、浄めても浄めても
なおも飽くことなく作り出されてゆく二元対立
憎しみ、報復、怒り、欲望、殺意、憤り、嫉妬……
かつてどれほどの聖者、賢者が生命を懸けて
真理を降ろし、説き、語り、浄めつづけてきたことか……
しかし、人類の心は未だに重く閉ざされたまま、一向に開く気配はない
それどころか、カルマの勢いはいや増し、力をつけ
殺人的大カルマとなって、人類の心を襲い、汚しつづける
人類の低次元意識の為せる業である
それに対して、真理に目覚めている人は限りなく少ない
遂に宇宙神率いる大光明霊団は
五井先生を筆頭に瀬木神、法友神を従えて
天において神々が集い″地球大浄化″の一大組織を成した
そして七月四日、天と地が全く一体となり
地球大浄化の大浄めが執り行なわれた
世界各国、各地より参加された方々は
老若男女、四五〇〇名に及んだ
彼らには前もって、厳しい行事になることが知らされていた
長時間にわたって、世界一九一ヵ国とその他のすべての地域に向けて
心を集中し正式印を組みつづける
その間一切の休み、飲食、トイレなし
それは覚悟の上の参加である
老若男女、どの顔もみな真剣である
彼らは、この地上から一切の紛争、闘争、戦争をなくすため
地球大浄化という大いなるミッションを自らに課し
あらゆるスケジュールの調整を果たし、その尊い努力あっての参加である
決して誰からの強制でもない
自らの固い自由意志による参加である
そして、地球大浄化に対する浄めの印が始まると
その間、初めから最後の瞬間まで
老若男女、すべてが一体となり、調和し
少しの乱れもなく、見事に執り行なわれた
地球上からすべて一切の戦争をなくさねばという
ただその一点のみに、彼らの心は集中されていた
九十歳を超えると思われる方
肉体にハンディを負われた方
入院先の病院から許可をもらい、参加された方
足を骨折されている方
この大神事を無事果たし、即、夜行列車で九州に帰り、数日後には手術を控えておられ
るという方……
皆、自分のことは後回し
その崇高なまでに清く澄んだ志に
みな神々しく輝いておられる
このような方々の尊い尊い、使命感に燃えた生命懸けの参加である
天は知っておられる
五井先生も、もちろんご存知である
このような気高い方々
さらに、世界各国各地で祈っておられる方々
このような世界平和のために生涯をかけてこられた方々の尊い存在により
地球大浄化の大浄めが果たされることを
そして、世界人類が滅亡から救済されることを
ついにすべてが終了して、″今年十二月末日をもって戦争は止まるであろう。成功おめ
でとう″という五井先生のメッセージに
歓声があがった 拍手が轟いた
参加されたほとんどすべての方々が
この偉大なミッションを果たされたのだ
今年もまた、新たに歴史に刻まれた大偉業であった
過去、誰も果たし得なかった大偉業
我々はひたすら天を信じ
五井先生のご愛念、ご加護、お導きのもと
それぞれに自らのミッションを立派に果たし終えたのだ
皆それぞれに感動、感謝の涙、涙、涙
世界人類六十数億人という中の、四五〇〇名というごくごく僅かの、少数なれど
その祈りの偉力は天を貫かん勢いだ
印のカは何よりも凄まじく強力だ
人類一人一人が吐き出した、暗黒想念のカルマの一つ一つを
掃討したのではなく、光に変容させたのだ
この日、我々が果たし終えた快挙は、筆舌に尽くし難い
一人一人の純粋に世界平和を願う心は
世界を変えてゆくほどの、素晴らしく漲る力だ
一人一人の意識の目覚めによって
この七月の地球大浄化の大浄めは
見事成就したのである
誰一人傷つかず、痛まず、倒れもしなかった
他の追従を許さぬほどの
彼らの意志カ、深き信仰心
最後まで貫さ通すという忍耐カ、責任感
そして、すべてを成就させるのだという気高い意識カ
さすが神人といわれる人々だ
私は彼らに支えられ、励まされ、圧倒され
彼らと共に、この私に与えられたミッションを果たすことが出来たのだ
皆様有難う 本当に有難う
心より無限なる感謝を捧げます
