シリーズ・インフィニット・ワーズの詩(53)


               西園寺昌美


あなたは光の使者だ
あなたが居るところ、行くところ、いつも光に満ちている
あなたの祈り、印、マンダラ、そのすべてが
地球上に真理のひびさ、愛のひびき、調和のひびきを放っている
そう、あなたは闇を光で照らす光の使者なのだ

悲しみに打ちひしがれている人
嫉妬に狂っている人
怒りの想いを燃えたぎらせている人
不平、不満、欲望に駆り立てられている人
あなたは祈り、印、マンダラを通してそれらの人々に真理を運び、
愛を注ぎ、光を与えつづけているのだ

そう、あなたは光の使者なのだ
真理のメッセンジャーなのだ
あなたはもう、誰にも従属していない
他のいかなるものからも完全に自立し、自由なのだ
あなたはあなたが信ずる道を堂々と歩んでいるのだ
毎日真理を求め、真理を語り、真理に生きているのだ

あなたはどんなものにも制約されてはいないし、制限されてもいない
ましてや自分の進むべき道に限界などというものは全くない
自分がこうありたい、こうしたいという想いそのままに
すべてが完璧に整ってゆく
不思議に思えるが、決して不思議ではない
何故ならば、すべては完全な秩序に則り起こっていることなのだから
それは宇宙神の法則そのものだから
その真理を理解し受け入れ、真理に従って生きている人生なのだから

人類はすべて一人残らず
人生に起こる出来事を自分で創り出しているのだ
それは、人間は一人残らず
偉大なる人生の創造者であるということなのだ

人類は皆、自分の想うように生きている
そして、その想う通りの出来事を人生に引き起こし
そうなるべく環境を自らがつくり出している
だが、人類の多くはそれを知らずに生きている

カ「」ては一花なたもその一人だったのだ
しかし遂に、あなたは自らの内に「神」を見出したのだ
真理に出会い、真理に導かれ、真理と共に生きているのだ
あなたは到達すべさところに到達したのだ
人類の歴史を通じて、そこに至った人たちはごくわずかだ
あなたは人類の意識を改革するにふさわしい人なのだ
その天命を背負っている人なのだ……

さあ出かけて行きなさい あなたを必要としているところへ
あなたを待っている人々のもとへ
行って、迷える人々に真理を語りなさい
光を与えなさい 光を注ぎなさい
そう、光で闇を照らし出しなさい

あなたの存在こそが
今の人類に必要とされているのだ