シリーズ・インフィニット・ワーズの詩(41)

孤独である時


               西園寺昌美

孤独である時
  聖なる自己が語りかけてくる

孤独である時
 守護霊、守護神を強く意識でき、常に見守られ、導かれていることに気づく

孤独である時
 今まで見過ごしてしまっていた無限なる叡智、直観に気づく

孤独である時
  自らの肉体の深奥に神を見る

孤独である時
  誰にも頼らず、一人で生きることへの確信を得る

孤独である時
 何億分の一の確率によって誕生できたことに無限の喜びを感ずる

孤独である時
  いかなる不安も恐怖も自らがつくり上げていたことに気づく