シリーズ・インフィニット・ワーズの詩(33)

自らが自らの人生の創造者


               西園寺昌美

すべての事柄は外から自分に引き起こされるのではない
自らが直接引き起こしていることなのだ
物事は、すべて直接自分の意志を通して生じさせているのだ

物事が起こる瞬間 この瞬間の訪れを
自分自らで招きよせているのだ
物事が起こるすべての瞬間は
自分がどうしたいのか、どうありたいのか、どう思うのかの
思考の連続の結果
無意識に自分が選択し自分が決定を下すのだ
その結果がどうであれ
自らの生を自らが導いていることに間違いはない

自らが自らの人生の創造者なのだ
自らの心が自らの思ったことを
磁石のように次々と引きつけてゆく
真理に目覚めた人々は
自らの心そのものが
真なるもの 善なるもの 愛あるものを引きつけてゆく

真理に目覚めた人々は
直接内なる直観により
時には神の啓示をうけて
迷うことなく物事を選択し決定してゆく
自らの可能性を最大限に発揮し
自らの貴重なる人生を見事に輝かしてゆく

自らの意志の彼方に
厳然として存在している大いなる意志
宇宙神の意志、守護神霊の意志、そして自らの意志
これらは一つにとけあい
自らが自らを神聖なるものへとよみがえらせてゆく
我即神也 人類即神也へと

否定の内でも自己否定ほど恐ろしいものはない
自らの生を否定し、自らの存在を否定し、
自らの善なるものを否定し、自らの可能性までをも
次々と否定し尽くしてゆく
真理を知らない人のみが
繰り広げてゆく永遠に終わりなき不幸の旅(無限なる光明)
果てしなさ苦悩の旅(無限なる赦し)である

本来人間というものは
自分が思っている以上に完全で調和し
立派で神聖にして偉大なるものなのだ
誰でもそのことに気づく時が必ず来る

その時、内なる声が届く
今までも同じように幾度となく届けられしメッセージ
神の啓示
だがしかし、人類は聞くことに心を傾けずにいた
内なる神の声は
人類一人残らず神なのだと説く
人類の不幸は、人類の苦悩はすべて一切
自らが自らの神性を信じられずに生じさせていることなのだと語る
真理を回避し
無知より生じせしめているのだと説く

神人は素直に自らの神性を信じている
その神性をこの肉体に限りなく顕現させんと
毎日印を組みつづける
自らの神性顕現のため 人類の神性顕現のため