シリーズ・インフィニット・ワーズの詩(28)
祈りのつむぎ手たち
西園寺昌美
聴こえるか 人類の叫びが
見えるか 人類の未来が
聴け! 心をすまして
見ろ! 心を集中して
人類は今、皆一人残らず病んでいるのだ
彼らは聖なる人間性を欠き
創造への欲求を失い
未来の希望さえ捨てたのだ
彼らの心は冷えきり
国も政府も宗教も誰をも信じられず
恐れと不安と苦悩の心を増幅させてゆく
人類は愛することを忘れ
痛み傷つき道をはずれ
無意味な攻撃や
残酷なたわむれに興じ
無光へのらせん階段を舞い降りてゆく
人類は誰も彼もが分離し孤立してゆく
この無条件の祈りの光はすべての国境、地平線を超え
全世界、全人類に放射され
人類一人一人の苦しみや憎しみを分かちあい
痛みと哀しみを癒しあい
真に生さる勇気を与えつづけてきた
この時、祈りの同志、神のメッセンジャーたちは
いかなる権力にも屈せず、虚栄にも屈せず
迷いにも屈せず、非難にも屈せず
いかなる時にも決して屈せず、毅然たる態度にて
毎日毎日コツコツと半世紀にわたって
″世界人類が平和でありますように″
と祈りつづけてきた
ついに真実が世に問われる時が来た
二〇〇二年、ソルトレイク・オリンピックにおいて
八十四本(オリンピックに参加した国・地域の数)のピースポールは
市庁舎の前庭に建立された
市長によってテープカットされ、その地にてWPPCが執り行なわれ
栄えあるピースポールは多くの関係者やメディア、市民の見守る中
何と美しく輝いていたことか
オリンピックの開催中
このピースポールは全人類の平和のために
その天命を大いに発揮しつづけたのである
五井先生、P木神、法友神をはじめ
多くの祈りのメンバー、神人たちが
今日まで世界人類の平和の物語を
世界平和の祈り、人類即神也の印一色で
つむぎつづけてきた、その結果である
祈りのつむぎ手はいかなる時も
決して希望を失わず
決してあきらめず、決して焦らず
自らのことはまずは脇に置き
世界平和の祈りという崇高な目的を心に抱さつづけ
今日まで祈り歩みつづけてきたのである
その成果はついに証明された
いよいよ全人類が一人残らず真理に目覚める時が来た
それに先がけて人類を代表して
神人たちのすべてに調和し、すべてを充たされた
輝かしい幸せな姿が世に写し出されるのである
オメデトウ
いよいよ神人十万人の時代到来だ
