シリーズ・インフィニット・ワーズの詩(24)

光明の言葉


               西園寺昌美

神人は、神とともに創造を司る創造者である
神人と称せられる人々は
神の自己表現以外の何ものでもない
神の最高の自己顕現なのである

神人は、神秘なる力、偉大なる叡智、絶対なる創造力を内に宿し
神の尊き姿を自らの肉体に顕現させてゆく
世界平和の祈り、″我即神也、人類即神也″に常に励み、
その純粋にして神聖なる願いを「唱える言葉」を通じて
成就させてゆくのである

宇宙の創造と生命誕生の神秘
人類の無限なる智慧、無限の神性
これこそ我が身の真実
たった一個の細胞から人の手を一切借りずに
我が肉体を創造しうるその生命の神秘
聖なる肉体
時間と空間とを完全に超越した唯一神の器

本来の我は、一切を知り得、一切を与え得る
一切の真理そのものである
完全なる豊かさと富と力を有し
一切の障害を乗り超える勇気と叡智を有し
完全なる自由と完全なる創造力を駆使し
神の姿をこのわが身、わが肉体に創造し顕現させるのである

それこそ神人といわれるゆえんである
偉大なるかな、神人と称せられる人々
何時いかなる時も自らの完全なる姿を見、
今、自分が見ている肉体を完全円満なる神であると観るのである

わが肉体のいと完全なるもの
肉体はわが魂、わが神の住み給う神殿である
自らの叡智で自らを導き
自らの生命力で自らの肉体を完璧に整える
この栄えある肉体、聖なる肉体

わが心、わが言葉、わが行為にて
わが肉体を?冒涜することなく
常に感謝の心、愛の心にて接し扱うならば
何故に肉体に病が生じ得ようか
本来の肉体は完璧にして大調和そのもの
自らを偽り、自らをだまし、自らを卑しめ
自らを侮辱し、自らを冒涜しつづける
その言動行為こそ、病、苦の元凶であろう
真理ならざるものをしりぞけ
真理なるものを受け入れるならば
たちまち肉体は癒されてゆく

究極の真理″我即神也″ のみをわが身、わが心、わが潜在意識に
語りつづけるならば、
潜在意識は、たちまちその真理を、肉体の上に描さ出す、辟現す

真理を知ることのみ
自らを自由にならしむ
自らを完璧にならしむ
自らを生き生さと輝かさむ
究極の真理 我即神也を常に心に刻みおき
自らの人生を創造してゆくのである