シリーズ・インフィニット・ワーズの詩(15)
宇宙究極の光の一筋
西園寺昌美
宇宙究極の光を浴びる時
わが細胞の一つ一つは
最も至福の瞬間を迎えるのだ
宇宙根源の力が注ぎ込まれ
神の生命力が
わが肉体を貫き 包み込んでゆくからだ
その神の生命力は傷ついた一つ一つの細胞の傷を癒し
あらゆるストレスと苦しみを解き放ち
平安と安らぎへと誘ってゆく
すべては完璧だ
心配することは何もない 何も起こらない
細胞の一つ一つはわが肉体にあって
その与えられた天命を充分に完うしつづけるからだ
宇宙究極の光を浴びる時
生きていることの幸せを最も感じとる時だ
今まで忘れていたあの内なる″声″が聞こえてくる
人は突如として目覚めるのだ
その声は常に内に在った
そして常にメッセージを託しつづけていた
だがしかし わが心はあまりにも外側の騒音に 雑念に
向けられていた
全くとるにたらない他人の評価を気にし
否定的想念のみに心奪われ
どうしよう どうなるのだろうと恐れ 悲鳴をあげていた
内なる声は常にそこに在った
ずっと愛し 癒しつづけてくれていた
その声は遠い彼方からやってくるのではない
自分の内部に常に存在していたのだ
宇宙の究極の光を浴びる時
内奥から″絶対大丈夫〃″必ず成就する″
というメッセージが力強くわが心に届けられてくる
突然内より何かが起ころうとしている
それはキラメキのようなもの
喜びに満ちあふれるようなもの
それが何であるかは定かではないが
なぜか幸福感に包まれてゆくようだ
そうだ そうなのだ
宇宙究極の真理をわが内に垣間見る瞬間だったのだ
″我即神也″″人類即神也〃
宇宙究極の光を浴びる時
生が再びよみがえる瞬間だ
人生は道なき道
一人として同じ道を歩まない
わが人生 わが道を行くのみ
そこに国はない 指導者もない
自らが内なる声に従ってのみ創りあげてゆく道なのだ
だからこそ内なる声に心して耳を傾けねばならないのだ
わが歩む道こそ我即神也=人類即神也の道だ
その内なる声は
宇宙究極の光を浴びる時
はっさり聞こえてくるのだ
