シリーズ・インフィニット・ワーズの詩(12)
神人としての無限なる誇り
西園寺昌美
宇宙神は
わが愛する子らが
誰も彼も一人残らず
光り輝く本来の神の姿を
発揮することを望んでおられる
人類はみな 誰一人として
本来の神に帰属することを
宇宙神より拒まれたわけではなく
宇宙神より神域から立ち去れと
命じられたわけでもない
人類は 自らが好んで神に帰属することを拒みつづけた
神の聖域に近づきにくくしたのは
自らの意志によるものであり
人類自らが好んでそのように仕向けていったのである
人類は 好んで悪と虚偽の中に身を住し
善良なる心を嫌い 邪悪な心に魅きつけられ
むなしさと絶望の中に悲しくも生きるのである
人類に平等に与えられし
自由意志の乱用により
自らがその顔を神からそむけ
光と真理を避けるよう自らに強いたのであった
誰の責任も問えない
すべては自らの意志によるものであるから
宇宙神は宇宙の進化創造を司り
大調和精神と愛そのものである
人類は 自らと意志を同じくする者と共に
本来 絶対有り得るはずのない
地獄なる世界を自らの手によって造ったのである
神の世界に地獄なるものは決して存在しない
人類は 自らの心に悪い想いを抱かせ
自らの口に悪い言葉を語らせ
自らの体に悪い行ないをさせていったのである
そしてさらに自らに苦悩 不幸 病気 災い等を
課していったのである
宇宙神は人類をもうこのまま放置しておけず
ありとあらゆる方法をもって
人類に真理を蘇らせることを試みた
ついに祈り 印 マンダラを地上に降ろし
人類一人一人に真理の目覚めを促した
人類の中には
この祈り 印 マンダラを通して
自らが忘れかけていた
幸せは自分の心の内にある
輝きも平和も安らぎもまた
自分の心の内にあることに目覚めた者たちがいる
多くの人類は今なお 喪失の世界をさ迷い
自らを破滅させるような道を歩んでいる
だがしかし すべての人類もまた
究極の真理に帰り着くのである
人類に先駆け
神人と称せられるグループが
天地を貫いてひびきわたっている不滅の真理を
印 マンダラを
今生によみがえらせたのである
神人たちよ
神人たる誇りを失わず
汝の思うことは常に真理のみ
汝の語ることは常に光明のみ
汝の現わす行為は常に祈り 愛 赦しのみ
行け
神人たちよ さらに飛翔せよ
自らの至高との調和に至ったならば
自分のためのみの至福に浸ることを放棄し
人類のためにもう一歩 積極的に自らを捧げよ
汝ら神人の行くところ
汝ら神人の存在するところは
すべて光明化し
真理が輝きわたるのである
汝らの今日までに至る
長年の祈り 印 マンダラの成果を
いよいよ人類に示す時が来たのだ
神人としての誇りこそが
世界人類救済への汝らの使命感をかきたててゆくのである
二十一世紀
全人類の神人たる世を創りあげる時が来たのである
