変な趣味だとお思いでしょうが、はっきり言って変な趣味です。以前描いたものがほとんどで、最近のものはありま
せんが、100点の中から、10点をお見せ致します。自称大分の三浦じゅんです。特に宗教色はありません。
画面から、何かを感受できましたら嬉しいかぎりです。では、どうぞ!
(撮影技術未熟のため、見苦しいでしょうが、ごかんべんを)
伐折羅(ばさら)
@伐折羅・・・薬師如来の眷属、十ニ神将の中で、天衣甲冑をつけた武将の姿をとります。
中世以降は十ニ支との関係をもたれています。
仏の言葉
「自己を護る人は他の自己をも護る。故に自己を護れかし。しからばかれは
常に損ぜられることなく賢者なり。」=アングッタラ・ニカーヤ=
金剛童子(こんごうどうじ)
A金剛童子・・・金剛杵の威力を神格化したもので、主として日本では出産、幸福の祈願のため修せられます。
仏の言葉
「人は常に目のためにあざむかれ、耳のためにあざむかれ、鼻のためにあざむか
れ、口のためにあざむかれ、身のためにあざむかれる。」=阿含正行経=
阿弥陀如来(あみだにょらい)
B阿弥陀如来・・・大無量寿経によると、昔ある国の王様が出家して法蔵という名の比丘になり、四十八の誓
願を立て、すべての人々を救済するために西方極楽浄土をつくり、その功で阿弥陀如来と
いう名を得ました。
仏の言葉
「生きながら死人となりてなりはてて、おもひのままにするわざぞよき」
=至道無難・法語=
阿弥陀如来(あみだにょらい)
C阿弥陀如来・・・阿弥陀くじは、今では縦棒線に横線を入れて線の先に当てられたものを引き当てるくじ
ですが、 本来は放射状に引いた線によってものを当てるくじでした。この放射線が阿弥
陀さまの光背に似ているのです。
仏の言葉
「衆生仏を礼すれば、仏これを見たまふ。衆生仏を唱ふれば、仏これを聞きた
まふ。衆生仏を念ずれば、仏も衆生を念じたまふ。」 =至道無難・法語=
阿弥陀如来(あみだにょらい)
D阿弥陀如来・・・西方十万億土の極楽浄土にいる御本尊。一切の衆生を救うために、修行時代に法蔵
比丘として四十八の願をたて、その願行が成就して阿弥陀如来となられました。
仏の言葉
「自己を護る人は他の自己をも護る。故に自己を護れかし。しからばかれは
常に損ぜられることなく賢者なり。」=アングッタラ・ニカーヤ=
聖徳太子(しょうとくたいし)
E聖徳太子・・・用明天皇の皇子で、伯母にあたる推古天皇の即位と同時に二十歳で皇太子摂政となり、仏
教・儒学をはじめ諸学を施しました。特に仏教を深く信じ、その布教に協力しています。
仏の言葉
「平素の心は異常の時に乱れる。まさかの時にも、つねの心を持つように学ばね
ばねばならぬ。」 =中阿含経=
菩薩(ぼさつ)
F菩薩・・・長い仏教の歴史の中の高僧で菩薩という称号を贈られた行基菩薩、日蓮は信者から大菩薩と尊
崇されるなど、日本における菩薩の定義はなかなか難しいようです。
仏の言葉
「妄心もし起こらば、知って随うことなかれ。妄いもし息むときは心源空寂なり。
万徳ことにそなはり妙用きはまりなり。」 =龍樹・菩提心論=
十一面観音(じゅういちめんかんのん)
G十一面観音・・・十一のお顔を持つ変化観音の一種で、本来の顔の他に他の十の顔を持つ理由は解釈が
定まりません。十万あらゆる方向にいる衆生の救いにも応じられるという意味をもたせたも
のでしょう。
仏の言葉
「善きことはいそぎおもむくべし。悪しきことにむかひては心をまもるべし。」
=法句経・一一六=
大日如来(だいにちにょらい)
H大日如来・・・密教では、大宇宙根源の中心仏とされています。
その手の印の組み方(智拳印)は独特なものです。
仏の言葉
「戦場に出ずる千たび千人の敵に勝たんより、ひとり自己に勝つもの、彼こそ
最上の戦士なり。」 =法句経・一○三=
印(いん)
I印・・・よく見られる印相は次のものです。施畏印(恐怖の心を取り除いて救済することを示す)、与願印(求
めるものを願いによって与える)、転法輪印(お釈迦さまが説法する時に用いた形)、法界定印(瞑想
している形)、智拳印(金剛界大日如来の結ぶ印)
仏の言葉
「此の身の動作は皆心に由りて起こる。故に応に先ず心を調ふべし。」
=仏本行経=
参考文献: 本名:「写佛入門」一日一仏 著者:安達原 玄 出版社:日貿出版